本とお茶 ときどき手紙 草径庵
横浜の住宅街に本とお茶を楽しむ空間を作りました。小さな店ですが、お茶を飲みながら自由に本を閲覧していただけます。お散歩の一休みにもどうぞ…。

プロフィール

草径庵

Author:草径庵
2012年11月横浜市磯子区にお茶を飲みながら本を楽しむお店をオープン。蔵書は文芸書・哲学書・エッセイなど。2015年11月まちライブラリーに仲間入り。「本の会」も始めました。毎週木曜~土曜9:00~16:00営業です。



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今週の草径庵vol.70

近代文学館


日曜日、ちょっと時間ができたので
県立神奈川近代文学館で開催中の
装幀=菊地信義とある「著者50人の本」展に行ってきました。
雨模様のはっきりしないお天気だったせいか人もまばらで
ゆっくりと観ることができました。

実際に本に触れられる展示も多く、それぞれの本の持つ質感なども楽しめたし
「本」という実体のあるものの味わいをゆっくり堪能できました。
草径庵の本棚に並んでいるものの中にも菊地信義氏の装幀の本がありますし
菊地氏の著書『装幀談義』もあります。
編集に関する本もいくつかありますので
併せて読んでみても面白いかもしれません。

雨の日も
晴れやかな日も
いつでも読書日和の草径庵で
今週もお待ちしています。

<営業時間>
6月27日(金)/ 28(土)  両日とも朝9:00~15:00頃まで

<メニュー>
コーヒー  400yen
紅茶      400yen
アイスコーヒー 500yen      
アイスティー 500yen          
トースト    300yen~
スコーン(プレーン・ごま)250yen   など

横浜市磯子区岡村4-20-15ハイムTZ101(仲久保公園前)

<草径庵への道順>
●横浜市営地下鉄弘明寺駅から市バス9「滝頭」行き「仲久保」下車
(京急本線井土ヶ谷駅からも市バス9乗ることができます)
●JR根岸線、根岸駅から市バス78,133「横浜岡村郵便局前」下車
 
仲久保バス停近く、そば屋天栄さん駐車場に面した道を入り、
左3本目の坂道(上り口にミラーあり)を上がってすぐ
門に大きな松のある敷地内です。


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今週の草径庵vol.69

先週から仕事で取材が続きました。

遠くに住む方の取材だと、電話やFAXでのやりとり、ということもあります。
今回もそんな取材が2件。
1件は何度かお会いしたことのある方なので
事前に送った質問事項に電話で回答していただく形でも
話を深めて聞くことができましたが、
もう1件はお会いしたこともなく、職場のメンバーからその方の雰囲気を聞いていただけ。
本当は会いに行った方がずっと話しやすいのですが、仕方がありません。
出来る限りの情報を集め、質問事項をしぼり、
手書きの送り状でFAXを送ることに。
こちらの緊張をよそに、朗らかな声で丁寧に質問に応じてくださいました。

これまで
取材をしてきて思うことは
人は
こちらがシンプルに「あなたの話を聞きたいです」というメッセージを伝えると
こちらの思う以上にその想いに応えてくれるものだ、ということです。

けして人付き合いが上手いわけでもなく
かなりガンコもののわたしが
取材を続けていられるのは
毎回
人のそいうことが感じられて嬉しいからかも・・・と
仕事の山場をひとつ越えて
ふわんと思いました。

忙しい時間がひと段落してちょっと一息…そんな週末。
緑が冴える草径庵の庭で、
ゆったりした時間にリセットです。
花がたくさん咲いています。
どうぞ
お気軽に庭もご覧にいらしてくださいね。

<営業時間>
6月20日(金)/ 21日(土)  両日とも朝9:00~15:00頃まで

<メニュー>
コーヒー  400yen
紅茶      400yen
アイスコーヒー 500yen      
アイスティー 500yen          
トースト    300yen~
スコーン(プレーン・ごま)250yen   など

横浜市磯子区岡村4-20-15ハイムTZ101(仲久保公園前)

<草径庵への道順>
●横浜市営地下鉄弘明寺駅から市バス9「滝頭」行き「仲久保」下車
(京急本線井土ヶ谷駅からも市バス9乗ることができます)
●JR根岸線、根岸駅から市バス78,133「横浜岡村郵便局前」下車
 
仲久保バス停近く、そば屋天栄さん駐車場に面した道を入り、
左3本目の坂道(上り口にミラーあり)を上がってすぐ
門に大きな松のある敷地内です。



今週の草径庵vol.68

4月の終わりのある雨の日
ちょっとした空き時間に作ってみた「草径庵通信」。
何となく月刊となって、第3号(6月号)を現在配布中です。
A5サイズ1枚の小さなチラシみたいなものですが、楽しんで作っています。

6月号からは
以前から草径庵のチラシを置いてくださっている黄金町「横浜シネマ・ジャック&ベティ」さんに加え
馬車道の「中島古書店」さん、日ノ出町の「よんふくcafe」さんにも置いていただいています。

手にしてくれたお客さんから
「こんな記事どう?」
などのアイディアもいただくこともあり
ちょっとずつ紙面を充実していけたらいいなあと思っています。
カフェのメニュー充実も当店の課題なのだけれど、
なぜかこちらの方が進みがいい。。。みたい。

梅雨空の下、本を読んだり
ぼんやり庭に降る雨を眺めたり…。
今週もゆったりした時間をご用意しています。

<営業時間>
6月13日(金)/ 14日(土)  両日とも朝9:00~15:00頃まで

<メニュー>
コーヒー  400yen
紅茶      400yen
アイスコーヒー 500yen      
アイスティー 500yen          
トースト    300yen~
スコーン(プレーン・ごま)250yen など

横浜市磯子区岡村4-20-15ハイムTZ101(仲久保公園前)

<草径庵への道順>
●横浜市営地下鉄弘明寺駅から市バス9「滝頭」行き「仲久保」下車
(京急本線井土ヶ谷駅からも市バス9乗ることができます)
●JR根岸線、根岸駅から市バス78,133「横浜岡村郵便局前」下車
 
仲久保バス停近く、そば屋天栄さん駐車場に面した道を入り、
左3本目の坂道(上り口にミラーあり)を上がってすぐ
門に大きな松のある敷地内です。





今週の草径庵vol.67

真夏のように暑い日と
梅雨入り間近を感じさせるしっとりした曇り空の日と…
6月はなかなか体調を整えにくい時期ですね。
皆さんはいかがですか?

わたしはやたらに眠くなり
仕事が終わっていないのに
「明日、早起きしてやろう~」という
学生時代からの言い訳をして寝ています。。。

常に4時半か5時には起きているし
それ以上早起きってことは夜中?…だったら夜がんばってやってしまえばいい、と思うのだけれど
習慣とは恐ろしい。

そうやって
いろんなことを
翌日に持ち越しながらここまで来たような気がします。
でも
そのくらいでちょうどいい加減のことも結構あるかもしれない、と
朝、散らかしたままになっている机の上を気楽に眺めたりするようになりました。

年齢を重ねて
ただ
ずうずうしくなっただけなのかもしれませんが
そんな気持ちでいられる今の自分も悪くないな~と思ったり。

明日から雨模様とか。
行楽日和にも雨の日にも弱い草径庵ですが
今週ものんびりと営業します。

<営業時間>
6月6日(金)/ 7日(土)  両日とも朝9:00~15:00頃まで

<メニュー>
コーヒー  400yen
紅茶      400yen
アイスコーヒー 500yen      
アイスティー 500yen          
トースト    300yen~
スコーン(プレーン・ごま)250yen など

横浜市磯子区岡村4-20-15ハイムTZ101(仲久保公園前)

<草径庵への道順>
●横浜市営地下鉄弘明寺駅から市バス9「滝頭」行き「仲久保」下車
(京急本線井土ヶ谷駅からも市バス9乗ることができます)
●JR根岸線、根岸駅から市バス78,133「横浜岡村郵便局前」下車
 
仲久保バス停近く、そば屋天栄さん駐車場に面した道を入り、
左3本目の坂道(上り口にミラーあり)を上がってすぐ
門に大きな松のある敷地内です。


図書館日和~美しい本~

~図書館日和~

晴れた日には図書館へ行く。
雨の日は図書館で借りた本を家で読み
少し心が曇った日にも図書館へ行く。
本好きの草径庵オーナーが綴る
「図書館とわたし」の日々。




九州地方が梅雨入りした。
横浜の入梅はいつだろう。

実は草径庵、雨に少々弱い…。
もともとアパート1階のベランダ部分を改装して店の入口にしたので
殺風景なうえ、庇がなく
雨の強い日には
お客様にすみませんという気持ちで営業してきた。

そこで、いよいよ庇をつけようと決心。
頼りにしている設計士さんや工務店さんの意見もうかがいながら
建築関係の本を調べるために図書館へ行った。
いつもは
図書館入口の掲示板をチラとみながら(足を止めず)書架を目指すのだけれど
その日はふと、足が止まった。
「本の修理ボランティア募集」のチラシが目に入ったから。

今から6年ほど前、
横浜市立図書館で募集したボランティア養成講座を受け
ほんの少しの間だったけれど、本の修理をしたことがあった。

参加者は
私のような主婦から定年退職後らしき男性や若い女性もちらほらいたと思う。
20~30人くらいだったか、担当の女性の図書館職員の話では
応募者多数で抽選となり、私たちは当選者だったらしい。

「本が好きだから」
「本の創りを知りたい」
中には
「小さいころからこの図書館にお世話になっていて、
この年になってようやく時間ができたので、恩返しがしたい」という方もあり
本好きが集まっているだけあって、
お互いの自己紹介の理由に頷きながら聞いていたように思う。

修理の講座の前に
本の構造を知ろうということで、まずは製本のレッスン。
先生は
磯子図書館で本の修理ボランティアをしている製本サークルの方たちだった。
何でもそうだけれど
分解してみると見えないところにいろんな工夫や仕掛けがあることに気づく。
普段何気なく見過ごしているけれど、
細かなつくりに意味があることや
「のど」や「はなぎれ」という名称を知ることも楽しかった。

数回の口座を終了し、いよいよ修理ボランティアが始まった。
図書館の職員通用口から作業部屋へエレベーターで向かう。
各自修理道具を出して作業スペースを用意すると
修理を待つ本の並ぶスチールの棚へ。
手先の器用でないわたしは、ページ破れなどの小さな修理専門だった。

特に修理に多く出ていたのは
コピーを取ることの多いムック本と子ども向けの単行本や絵本だった。
中でも子ども達に人気のシリーズの単行本が多かったことには複雑な気持ちになった。
それは扱い方が乱暴で傷んだというより
つくりが粗いために傷みやすい、と思えるものもあったからだ。
いわゆる名作全集でなく、
より多くの子どもが日常的に読む人気本こそ
本文にすっきり合う美しい装幀とていねいで、しっかりした創りの本だといいなあと思う。
図書館という膨大な本の海の入口で
子どもの頃から
美しい仕事の本により多く出会えたら、本という実体に愛着がわくかもしれない。

その後仕事を始め、わたしの修理ボランティアはあえなく終了となったけれど
相変わらず図書館へ通っている。

6月になって入梅も間もなく。
店の庇を考える日々は続き、図書館日和も続く。